学生時代にデジタル回路の授業があり、デジタル回路を勉強しました。丁度そのころ、いまどきのノートパソコンに近い大きさの電卓を何台もバラしたら蛍光表示管やTTL ICが出てきました。 それらを活用し、デジタル回路の基礎を勉強しながら、CQ 誌の製作記事をいくつも参考にしながら工夫して作りました。クロックはジャンクの 500KHz の水晶を発振させ、DTL(TTLの前身!)で分周しました。500KHz の水晶の発振周波数がやや高すぎたので、マジックを塗って微調整しました。(その昔は赤チンを塗ったそうです。)初段が SN74196 なので、50MHz ちょっとまで動作します。(後年、74S196を試したら、なんとか 100MHzまで行きました。)ラッチを使わなかったので、当然ながらカウント中はどんどん表示される値が変化ししてしまいます。これでは非常に見にくいので、対策として、カウント中だけ蛍光表示管のグリッド電圧を下げて表示を消すことにより、ラッチなしで作りました。ただし、ゲート時間の長いレンジでは、表示が点灯したり消えたりするのが見えます。1979年の作品です。現存します。 I built my first frequency counter in around 1978 using the fluorescent indication tubes and TTLs/DTLs from electronic calculators. I had a class for digital circuits at that time. So, this was a very good (timely) project. I used the 74196 counter and the maximum frequency it counts is 50MHz+. I did not use latch ICs (7475s). Instead, I blanked the fluorescent indication tubes during the count up cycle.