2-Tube Transceiver
超再生式トランシーバの2号機です。少年たちがあこがれたニ光通販の「エコー3RQ」
型というトランシーバの回路図が「初歩のラジオ」に載りました。これは、中学時代
に作った科学教材社の2球トランシーバに高周波増幅段を追加したのとほとんど同じ
です。それを参考にして、新たに 6CB6 による高周波増幅段付きの超再生のトランシ
ーバを作りました。送受信の切り替えはシーメンスキーではなく、マイクのスイッチ
でリレーを動かしてするようにしました。科学教材社の製品も、後期のはそうなって
いました。ところが、送信と受信の周波数が大きくズレてしまい、うまくいきません
でした。高周波増幅回路と超再生検波回路との結合コンデンサは 10PF という小容量
だったのですが。(その後、5PF にした回路図も見かけました。) 結局高周波増幅段
は取り除きました。また、50MHz 帯用に改造したものの、だれとも交信はしていませ
ん。現状は27MHz用にしてあります。ダイヤルの左の穴は、高周波増幅段の同調用の
小容量バリコンがあった跡です。作品は今も残っています。落としたので、前面パネ
ルが曲がっています。以上は本文の6.2項の説明文とほぼ同じです。2004年1月にテス
トしたら、受信はしているようでした。送信はテストしませんでした。
In a magazine, I saw a transceiver with super regenerative receiver circuit
with an RF amplifier circuit. It looked promising and I built my version
with the same circuit. The problem was that the transmit frequency was far
apart from the receiving frequency though the coupling capacitor between
the RF amplifier and the super regenerative detector was only 10PF. I removed
the RF circuit and modified it for the 6m band. There used to be an antenna
trimmer in the hole on the left of the dial. Transmit/receive switching is
done by a relay. In January, 2004, I tested this unit and it worked!