1977年ごろ、クズ屋さんで、昔の簡単なオシロをバラした空のケースを見つ けました。それを使って、50mm のオシロを作りました。増幅部は昔の「無 線と実験」にあった回路で、掃引回路は「初歩のラジオ」の荻野谷先生のオ シロの製作記事にあった回路です。ブラウン管は秋葉原へ行ったときにラジ オデパート 1F のエスカレータの近くにある真空管屋さん(今は LED屋さ ん)で「高橋研究所」製の「50TB1」というのを4,000円も出して買ってき て使いました。垂直軸の周波数特性は数百kHz くらいまでだった記憶です。 時間軸の直線性が非常に悪かったです。外見が非常にレトロっぽいですね。 このホームページを開設して数ヶ月後、ブラジルの人から「昔あこがれて いて、やっと手に入れたマランツのレシーバーの 50TB1 が断線している。 インターネットで検索しても、あんたのホームページにしか出てこない。 譲ってもらえないか?」とメールが来ました。確かにレアなブラウン管な ようです。その人のは日立のブランドだそうです。
At a scrap collection shop, I found an empty case which used to be a small simple old oscilloscope. I used the case to build a 50mm simple oscilloscope. I went to Akihabara and bought a CRT. The type number was "50TB1" which cost about $33. (50TB1 is no longer available in Japan.) The vertical frequency range was up to several hundred kHz. The linearity of the sweep (time) signal was terrible. It looks like an antique oscilloscope.

I no longer have the 50TB1.