「模型とラジオ」1969年 3月号に出ていたのを、1998年に童心に返って作
りました。当時、ラジオ少年たちが科学教材社の広告を見てあこがれてい
た受信機です。使用球は 6GH8A と 6BM8 です。(オリジナルは6GW8です
が。) 25MHz までは 6GH8A の 5極部で再生検波する 0-V-2 となります。
25MHz~150MHz までは 3極部で超再生検波をします。
スピーカーグリルはスピーカボックスを自作する人用に売っているもので
す。BC帯用のコイルは巻くのが面倒なので、5球スーパー用のアンテナコ
イルを流用し、G-E の巻き線にK のタップを付けて使いました。2010年頃
には科学教材社のホームページに、マニアの方がオリジナルとそっくりに
作ったものが出ていました。1970年代に川島電機さんが売っていたものは、
コイルに8ピンのを使い、HFとVHFで使うピンを分けることにより、その
部分をスイッチで切り替えずに済ますようにして高い周波数まで安定に
してあったようです。いい考えだと思います。そのうち試してみようと
思います。
In Japan,"Ultradyne Receiver" is a name of a receiver that a
kit/parts vendor (Kagaku Kyozai Sha) used for one of their
receivers. This receiver appeared in March,1969 issue of "Mokei
to Rajio"(Models and Radios) and other magazines/issues as a
construction project. I built this receiver in 1998, finally.
I am sure many boys longed for this receiver those days as I
did. The pentode part of a 6GH8A works as a regenerative
detector up to 25MHz and, between 25MHz and 150MHz, the triode
part works as a super regenerative detector.