大抵の米国系の小型出力管を挿して音出しできるアンプです。モノラルで す。フィラメント電源はトランスのタップの切り替えと抵抗による電圧降 下で2.5V～7.5Vに対応しています。Ｂ電源はLM317Tとトランジスタによる 安定化電源で、150Vくらいから400Vまで可変できます。この電源回路はア メリカの「Electronics Now」誌1993年2月号に出ていた回路ですが、今と なってはFET式の電源の方が簡単で高性能です。50も挿せるよう、グリッ ドリークはチョークコイルです。出力トランスはXE-20Sで、2.5kΩ、3.5 kΩ、5kΩに切りかえられます。これにいろいろな真空管を挿して音の違 いを楽しむのも一興です。早くステレオバージョンを作りたいと思って早 数年。いつになるやら。
This amplifier accepts most small American power tubes. The filament voltage rage is 2.5V to 7.5V. The B supply voltage range is about 150V to 400V. I saw the B regulator circuit in American “Electronics Now” (Feb. 1993) magazine. Now, better circuit is available. I have been planning to build a stereo version for years. Maybe after retirement, I will build it.